Sam's profile麻布学園 リレー講座 デジタルの世界PhotosBlogListsMore ![]() | Help |
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November 18 特別授業第5回、
デジタルの音楽に何が起きているか、デジタル放送、電話、テレビ、パソコン。今までの授業の中でも触れたことが順次でてきますが、それ以外にお話できていなかったそれぞれの最新デジタル技術や新しいサービスなど...それらのお話を先ずしましょう。
実際には、音楽の世界ではもっと広い範囲でデジタル技術を利用したいます。まず、音楽の制作現場でデジタル技術がどのように活用されてきているのか、音楽を創るプロセスが大きく変わったというのをお話しましょう。最近のスタジオ機器、SSL,DigiDesignとかProToolsとかを知ってる人はいますか? Sound&Recordingや無線と実験なんて雑誌定期購読してる人はいるのかな? ....反応無し... プロ用の録音装置は、AES/EBUをサポートする総合システムるOtariのDigital Archive System:DAS や24ch48chの録音装置DR-100など現在では、ALESISの24トラック、96Khzでサンプリングできハードディスクに録音できるような装置,adatHD24などが、従来のPCM録音装置の10分の1以下のコストになってしまいました。さらにそのような、専用機ではなく、PCやMacのハードディスクにFireqireやUSB2.0経由で接続した機器で録音するという環境(M-Audio、RME Fireface800,) もポピュラーなものとなりつつあります。 CDの発明は、1981年です、1982年10月1日に最初の製品CDP-101その後ポータブルCDの最初の製品D-50をデビューさせるのでした。 音楽を取り込むスタジオのコンソールもSSL AWS900やDigiDesignのD-Control&D-Commandは48チャンネルのやつで、Venueはコンサート用に持ち運びができるもの。これらはプロ用のスタジオ機器ですから数百万円から数千万円のレンジです。 一般・個人ユーザー向けには、M-Boxを使って個人用ProToolsで取り込むシステムは、記憶装置としてMacintoshやパソコンのUSBポートもしくはIEEE1394を使ってパソコン/Macのハードディスクに直接録音できるようなシステムです。それから、デジタルMTRというミキサー+録音専用機で本体にCD-Rやハードディスクがついていて、直接音楽を編集して、ハードディスクにいれて、CDに書き込めるような装置も3万円から8万円で手に入るようになっています。いままでは、一定のクオリティの音楽をアナログ装置で制作しようとすると何百万も何千万円もしたものでしたが(いまでも、D-Contorol&D-Commandは相変わらず目玉飛び出るような価格ですけれどね)、M-Audioやスタインバーグなんていうのは初期コスト3万円から4万円で、プロ用の機材に匹敵するCD音楽の4倍品質(192Kbps/24bit/16ch)の音楽をパソコンのハードディスクに録音することができます。個人用で使う録音のプロセスの中で、従来ではアナログで入力してカセットテープに落としていたものが、ハードディスクになってCD-Rに書き込めて、イコライザーやサンプリング、トーンコントロールなども掛けられるような機器が充実してきました。音楽を生成するプロセスの中でデジタル化がどんどん進んでいます。 また、従来のコンサートではマイクロフォンから編集装置まで、そして、そこからアンプを通してスピーカーまで全てアナログ信号で伝送していました。これだと、それぞれの機器間で音の劣化があるし雑音を拾うこともあります。大きなミュージック・コンサートでは会場中ほどに設置した編集卓とステージの間がから50mから100mぐらいあります。その編集ブースでミキシングされた音楽はまた、ステージのアンプとスピーカーまでアナログの信号で伝送されていました。ステージ上から編集ブースの間にマイクロフォンのケーブルが10本も20本も30本も行き来していると、誰か1本引っ掛けたらボーカルのマイクだけ通らねぇぞという話に当然なるでしょ。アナログのケーブルをいつも20本30本引き回すことのリスクをしょってたわけ。ところが最近のステージを見ていると、ステージにはマイクロフォンをさす集合型のボックスがあってね、そこから光ファイバーになって編集卓まで届いている。さらに、マイクの音を多重化して光ファイバーに乗せているだけじゃなくて、プリアンプからパワーアンプまでの出力は光ファイバーで出力し、さらにIP化しているのでネットワークと同じ形でコンソールから各アンプに音を振り分けている。具体的な製品として、Onyx 800Rやその活用事例とライブデジタルコンソールのTT24 ,さらにヤマハのデジタルミキサー群やRAMSAの製品などに展開していくのです。 音楽制作の現場では、音を編集するコンソールだけではなくて、音を伝送する技術、それから5.1chの立体音響を創るなどあらゆる分野でデジタル技術が使われています。 そのような編集・プロダクション以外にデジタル楽器の世界も大きな発展をしていますね。たとえば、ミュージック・シンセサイザーの世界では、YAMAHAやローランド、コルグなどのキーボード製品以外に、音楽作成ソフトにプラグイン可能なバーチャル楽器も充実しています。 単品のバーチャル楽器としては、ギター、ベース、ピアノ、シンセ、なども充実していますが、フルオーケストラの各パートをサンプリングした27Gbの音源データと提供されるHAILON SYMPHONIC ORCHESTRA などもあります。電子楽器の歴史は、1959年に遡るのですが、本格的なデジタル楽器の登場は1977年のヤマハ・エレクトーンE-70に採用されたデジタル音源そして本格的デジタルfm音源を搭載した1981年のGS1あたりだったのでしょうか(80年代後半にヒットしたTOTOやチックコリアのコンサートに出てきますね)..その後一世を風靡した1983年のDX7、1990年のデジタルドラムDD-6、1993年のバーチャル音源を採用したVL1、1998年のFS音源採用のFSR1へ、そしてインターネットにダイレクトに接続できるELS-01(STAGEA)へ、最高峰のMOTIEF ESへと発展していくのです。 これは最近出たYAMAHAのデジタル・ドラムなんだけど、うちの息子にこの前買ってあげたドラムなんだけどね。いままで、まともなシンセドラム・セットって30万円以上もしたんだよ。ね。息子がバンドで生ドラムの練習していると、夜はさすがに騒音が気になるのだけれど、このシンセ・ドラムだとヘッドフォンつけてサウンドモニターできるので、外に聞こえる音は夜中でもポコポコと音がするだけ。それでもヘッドフォンからは、デジタルでサンプリングしたプロの叩いたシンバルの音が強烈なスネヤとかが、ここを叩くとトリガーが掛かってデジタルで生成されて出てくる。変なもんでさぁ、ドラムってリズムが少し狂っても、出てくる音の品質で急にうまくなったなコイツって思うこともあるんだなぁ。従来だったら30万円位したものが、今ではなんと8万円前後で購入する(DTXPLORER)ことができるような時代になったしまいました。デジタルの進歩っていうのは、このような分野でも日進月歩なんですね。(ハイエンド商品はこちら) November 03 放送とデジタル -ワンセグって何?-10月31日
麻布学園 特別授業 第4回-1時限 10月21日 修正後
ワンセグのイメージを表示しますと。上に表示されるのが映像でして、その下にデータ放送でWeb同様の情報を放送を使って送っています。 地震や台風の情報があると、データ放送で、リアルタイムにいろいろな情報を送り、放送と連動したより詳しい情報、映像では送れないような細かな情報を伝えていきます。ケータイ電話を誰もが一人一台持っているということで、いつでもどこでも必要な情報を手に入れられるというのが重要なので、天気は最新の情報が送られています。 データ放送の仕掛けを使っていろんなことができます。 文字が横スクロールするティッカーで様々な情報をリアルタイムで生に送ることができます。 実際に放送している番組の情報をどんどん送ったりすることもできます。例えば、映像情報に連動した形で、紹介しているお店の住所や電話番号などをすぐに見ることができます。番組だと映像がすぐに流れていっちゃうんだけれど、もう一回チェックしたいというようなときはデータ放送の情報を見ることによって、より詳しく知ることができます。 野球では映像を見ながら進行状況、例えば、過去の何回はどうだったかとか、ほかの試合の経過はどうかというのも、データ放送というサービスがあれば同時に見ることができるようになります。野球の生放送と連動して新しいサービスをすることができます。 サッカーのワールドカップでは、映像と連動して試合経過や現在のスコアが、データ放送を通してみることができました。スタメンやどんなメンバーが出ていたのかなどの情報をデータ放送で見ることができたのです。また、その中では、応援メッセージを送ることができました。通信を通して番組に送られてきた選手応援メッセージをデータ放送を通して表示することができるのです。 あとはですね、実際にやった亀田興毅の世界戦の時には、何ラウンドでKOするかをクイズというか投票みたいなことをしました。ワールドカップのときと同様に、応援メッセージを送ったり、ということを番組と連動して、生の形で送ることができました。 今やっている番組、”夢の扉”という番組なんですが、この番組に向けてメッセージを送ると(この番組の場合は自分の夢なんですが)、自分の送ったメッセージがデータ放送を通じて表示される、放送として送られてくるというのが新しいサービスです。送った人全員がデータ放送で取り上げられるというわけではありませんが、一部の人のメッセージを送るというサービスです。一方的に放送局側からいろんなメッセージを送るだけではなく、見ているみんなのメッセージも受け取って、放送でフィードバックするという双方向のやり取りを、このデータ放送というツールを使うことによって可能になりました。しかも、ケータイなので個人個人にメッセージが送られたかのようなことができ、これまでの使われ方(お茶の間でみんなでテレビを見ている)とは違うのではないかと思います。
まず、TBSがやっている検索サービスについて例を挙げますと、データ放送の画面から”遊Boo学Boo"というサービスが真ん中に表示されています。これは、リクルートという会社と一緒にやっているサービスで、データ放送から通信のサイトに飛んで行って、いろんな情報を検索することができます。いままでテレビを見ていて、番組に関連するサービスを検索しようとすると、パソコンを立ち上げなければなりませんでしたが、ワンセグであれば、ひとつの同じケータイで、見ていて気になった情報があったらすぐにそのキーワードを入れて検索ができます。テレビを見ながらネットに接続して新しいサービスを利用するということが、いままでのテレビとの違いかなぁと思います。 もうひとつは、テレビを見ながらお買い物をするという例です。今までですと、ショッピング番組を見ていると電話を掛けるということだったんですが、ワンセグでは映像でテレビの放送をしていると同時に、データ放送ではいろんな商品の紹介をしていますし、その紹介内容からネットに飛んでいってショッピングできちゃいます。一つの端末で全部できちゃうというのがワンセグというサービスの特徴だと思います。ワンストップでひとつの端末でテレビも通信も両方を実現できているというところがテレビと違うところです。
ワンセグのデータ放送を使うことにより、情報提供したり、コマースしたり、アンケートに参加したりといろんなことができるようになっています。テレビだけではできなかったような新しいサービスをどんどん実現することができます。放送と通信の組み合わせによる新しいサービスを今年の4月からですが、今まさにやっているのです。
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